バイオレーション
バイオレーションとは
ファウル以外の禁止されている行為を指します。ボールの扱い方や、時間に関するもの等がバイオレーションになります。
バイオレーションを犯してしまうと、ボールの所有権が相手チームに移ります。相手チームは、バイオレーションの起こった場所から最も近いサイド又はエンドラインの外からスローインをしてゲームを再開します
・3秒ルール
攻めている側のチームのプレイヤーが、相手チームのバスケット下の制限区域内に3秒以上止まってしまうと3秒ルールのバイオレーションになります。片足が入っているだけでも違反になりますので、ポストプレーの際は注意が必要です
尚、攻めているチームのボールがまだフロントコートに入っていない場合は3秒ルールは適用されなくなりました。つまり、攻めているチームのボールがバックコートにある間はどれだけ制限区域内に止まっていてもOK(2005年度のルール改正により)
・5秒ルール
スローインでパスを出すまでに5秒以上かかったり、フリースローで審判にボールを渡されてから5秒以上シュートを打たなければ5秒ルールのバイオレーションになります。
また、プレイ中ボールを持っている状態で、相手チームからのタイトなディフェンスを受け、パスもドリブルも出来ないままで5秒以上止まってしまってもバイオレーションになります。
・8秒ルール
ボールをバックコートで所有しているチームは、ボールを取った時点から8秒以内にボールをフロントコートに入れないと、8秒ルールのバイオレーションになります。
・24秒ルール
攻めているチームは、ボールを取った時点から24秒以内にシュートを打たなければ、24秒ルールのバイオレーションになります。
24秒の合図(ホイッスルやブザー)が鳴るまでにシュートを打っても、鳴った時点でボールリングに当たらなければバイオレーションになります。しかし、シュートのボールが空中にある時点で合図が鳴り、そのままボールがリングに入ればゴールが認められます。
・トラベリング
ボールを持ったまま(ドリブルをつかずに)3歩以上歩くとトラベリングになります。また、特に歩く意思は無くても、ピポットの最中に軸足が動いたり、ズレたりしてしまってもトラベリングになります。
・ダブルドリブル
ドリブルを終えた後、再度ドリブルを行ってしまう事です。
・キックボール
ボールを故意に足で蹴ったり、足で止めたりすることです。
・アウト・オブ・バウンズ
ボールがコート外に出たり、バックボードの裏や支柱などに当たったりすることです。アウト・オブ・バウンズになるとプレーは中断され、サイドまたはエンドラインの外からのスローインでゲームを再開します。
・バックコート・バイオレーション
攻めている側のチームが、一度フロントコートに入ってから、バックコートにパスやドリブルでボールを戻すことを言います。一度フロントコートまでボールを運び込んだら、ボールはバックコートに戻せません。
また、センターサークルでのジャンプボールの際に、フロントコートにいるプレイヤーが空中でジャンプしてボールを掴み、バックコートに着地した場合もバックコート・バイオレーションになります。
・ゴール・テンディング
シュートされたボールがリングに向かって落ちてきている時に、敵味方に関係無くプレイヤーがボールに触れると、ゴール・テンディングのバイオレーションになります。シュートされたボールがバックボードに当たって跳ね返って落ちてくるボールに関しても適応されます。
・インターフェア
シュートされたボールがリングの上にある時に、リング/ネット/バックボードに触れた場合に課せられます。ネットの下から手を突っ込んでボールに触れた場合なども含まれます。
0コメント